高額療養費制度とは、病気やケガでかかった費用が高額な場合に、一定金額以上を健康保険が負担する制度です。
ただし、入院中の食事代や差額ベッド代のような、元々健康保険で負担してくれない費用は除きます。
一般の人であれば、約8万円(72,300円+数千円)または15万円(139,800円+数千円)(所得により変わる)が、ひと月あたりの負担上限となります。これは国民健康保険のケースですが、健康保険組合によっては、独自補助もあって、実質負担が2万円というところもあります。
1日あたりの平均入院費用は12,900円と言われていますから、7日以上の入院なら間違いなく効果発揮ですね。
ところが、この高額療養費は自己申告制なのです。病院−健康保険の間で、勝手に処理してくれるわけではないのです。
先に病院に自己負担で払っておいてから、書類を用意して健康保険側に請求すると、お金が戻ってくるようです。
月に何十万円もかかったりすると、一時的とはいえ捻出が大変ですよね。自己負担してから、お金が戻るまで3ヶ月以上もかかるようだし。私の知っている健康保険組合では、つなぎ資金貸付までしてくれます。一概に健康保険といっても、サービス内容に幅がありそうです。
。。。ほんと、知らないと損ですよね。