今年になって受講したセミナーで紹介された本、「フィンランド・メソッド入門」です。
国際統一テスト(PISA)の読解力テストの国別ランキングで、1位をキープしているフィンランドの教育入門本です。読解力といっても、ここでは「グローバル・コミュニケーション力」を指します。

つまり、日本人同士の「お互い分かっていることは口に出さない」会話ではなく、文化の違う人にきちんと説明してコミュニケーションを取る能力です。

ふと思ったのが、日本人の多くが英語を十分に学んでいるのに苦手なのは、自分の言いたいことを理解させる能力が足りないからかな?ということ。英会話の勉強をしてテクニックを身につけても、理解してもらうための表現力がないと、会話は通じないですからね。

フィンランドの小学校では、(1)発想力(2)論理力(3)表現力(4)批判的思考力(5)コミュニケーション力、を学ぶそうです。例えば、日本の学校では多くの作文を書かせられます。そして生徒が書いた作文がそのまま完成品として提出されますが、フィンランドでは先生や生徒から徹底的に批評されて書き直しをして完成する。。随分と違うものですね。

フィンランドで、作文や発表の原稿を書くときに使うのが「カルタ」。正式には「アヤトゥス・カルタ」、英語では「マインド・マップ(シンキング・マップ)」と呼ばれているものです。自由な発想を伸ばすのに役立っているとの事ですが、ただ使うのではなく型をはめて(つまり制限を設けて)行う。テーマを決めたら、「いつなのか」「どこなのか」など、5W1H等を挙げるよう強制されます。人のスピーチや作文を批評するときは、必ず理由も述べなければならない、などのルールも設けるようです。

。。。国際人になるために「カルタ」で力をつけよう!