アメリカの自動車会社3社は、日本の市場が閉鎖的なのは軽自動車規格であり、廃止することを求めているようです。このことを理由に、現時点では日本のTPP参加に反対しています。

アメリカ車が売れないのは、車そのものの魅力が足りないからです。個人的には、チェロキーや300Cツーリングが好きですが、ちょっと日本で使うには大きすぎます。ドイツ車は売れているのだから、軽自動車の規格自体は関係ないですね。


それに日本は、完成車に対する輸入関税が1978年に撤廃されていて、税制上は世界で最も解放されています。これに対して、アメリカでは2.5%、EUでは10.0%、韓国では8.0%、の乗用車輸入関税を課されている状況です。

日本の自動車メーカーは、この不公正な状態を解消したいので、TPP参加を推進していると思われます。


仮に軽自動車規格を廃止しても、そのユーザーが大型車中心のアメリカ車を買うとは思えません。多くの人は、リーズナブルな国産の小型車にするでしょう。

。。無理強いされても困りますね。