
この本は、漫画のドラゴン桜公式副読本「16歳の教科書」番外編だそうです。既に、16歳のほうは読んでいたので、読みやすかったです。
勉強や進路について悩んでいるのは子どもだけではない。むしろわが子を見守る親たちのほうが、その悩みは大きいのかもしれない。そんな親たちに読んでもらいたい本だそうです。
教育論や子育て法は「子どもは厳しく育てるべきだ」とか「英語は小さい頃から始めた方がいい」等の様々な「仮設」があり、親としては自分の考えに合った仮設を信じて実践すればいい。ただし、その仮設が良かったのか、もっといいやり方があるのか、「検証」をセットにしてもらいたいと言っています。
仮設と検証をもって証明するなんて、理屈っぽいのですが納得しますね。振り回されて一番困るのは子どもですから、忙しくても検証はやっておくほうが良いです。なるほどね。
この本は、次の4つのテーマに対して、14名のスペシャリストが語っています。色々な仮設があるので、自分の考えとは別の可能性について考えてみることが大切なんですね。
英語はいつから学び始めるべきか?
中高一貫校は幸せへのプラチナチケットか?
「お金」と「仕事」をどう教えるか?
挫折や失敗をした子どもにどう接するか?
。。なるほど、と思う仮設が多かったです。