IMG_20150412_195213行動経済学は、実際の人間による実験やその観察を重視し、人間がどのように選択・行動し、その結果どうなるかを究明することを目的とした経済学の一分野。とWikipediaに載っています。

統計学について本などで学んでいくと、この行動経済学という言葉が最後の方に出てきます。それと、池上彰さんの経済番組で、人間は経済学の通りにならないことが多く、そのために行動経済学という新しい学問あるということも知ったので、調べてみることにしました。

3冊ほど本を買って読んでますが(今3冊目)、なかなか興味深いですね。心理学の要素もあるようだし、普段の生活で「あるある」なことが多く事例で載っているので、面白いし公私ともに役立てられそうです。

例えば、寿司屋さんの出前で「特上」「上」「並」があったら、真ん中の「上」を選んでしまう心理は、行動経済学で取り上げる事象の1つです。

お店で見ている9千円の商品が、徒歩10分の別の店なら8千円と分かると、歩いて安いほうを選ぶ人が多いのに、19万9千円の商品が徒歩10分の別の店なら19万8千円と知っても、今いるお店で済ます場合が多いようです。同じ1千円の差なのに、結果が異なるという事象も「あるある」ですね。

人は、平均的な人よりも、目立つ方を選ぶようです。マイナス面がなくても秀でたプラス面を持たないと選挙などでは選ばれず、多少のスキャンダルはあっても実績があったほうが選ばれやすいようです。否定したい場合はマイナス面を重視する一方で、肯定したい場合はプラス面を重視するためのようです。これは、そう言われれば心当たりあるなぁと思いました。

プレゼントは喜ばれますが、値段を言ったとたんに相手が冷めてしまうという事例もありました。それとは逆に、Googleのように社員に無料のランチなど様々な福利厚生を用意していて、企業と従業員の関係の社会的な面を強調することで、友好ムードが盛り上げられると書かれていました。何となく分かりますね。

最後に、カップを手に入れたばかりのグループが手放してもらうお金と、持ってないグループがこれから手に入れるためのお金を比べると、手放すほうが2倍高いのだそうです。車の購入時は、新しい車の値引きよりも、下取り車の査定額に熱心になるのも同じ理由だそうです。無料お試しで、お試し期間を過ぎても手放したくなくなって、ついつい買ってしまうのもこのパターンです。

。。なかなか面白い分野なので、統計学と合わせて楽しめそうです!