10月26日のニュース「加工肉摂取に「がんリスク」＝毎日50グラムで18％増―WHO」は気になりましたね。50gはソーセージで2本くらい、夜にビールと一緒ならもっと食べていますね。がんということは、添加物が多いのかなとか。。

モヤモヤしていたら、3日後の10月29日に国立がん研究センターからの関連記事「赤肉・加工肉のがんリスクについて」でスッキリしました。

がんリスクの判定分類は、Group 1、Group 2A、Group 2B、Group 3、Group 4、の5段階で、Group 1が「ヒトに対して発がん性がある」で、Group 4が「ヒトに対しておそらく発がん性がない」。加工肉は、最もリスクの高いGroup 1だったので今回の記事になったようです。

そして、がん研究センターの記事でスッキリした文面を引用すると。。
「要因が疾病に与えるインパクトを算出する疾病負担研究プロジェクトでは喫煙に起因する全世界のがん死亡は年間100万であったのに対し、アルコールは60万、大気汚染は20万、加工肉では3万4千人であったことが示されています」

これは、タバコのリスクの約30分の1、アルコールのリスクの17分の1、とも読み取れます。つまり、普段タバコを吸いながらビールを飲んで、つまみにソーセージを食べている生活なら、最初にやめるべきはタバコで次にお酒なんですよね。タバコもお酒も、摂取し過ぎは害になると言われているのに止められない人が多いですけど、それと比べるとソーセージやベーコンなどの加工肉の影響は大したことないのが分かります。

。。気にするなら、ソーセージよりタバコやビールですね。