ひげのおじさんの田園都市生活

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読んだ本

経営者になるためのノート

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ユニクロの会社「株式会社ファーストリテイリング」で柳井社長が幹部向けに用意し、今では店長クラスまで幅広く社内研修で使われている教材。それを、2015年9月から一般向けに販売され始めた本が、「経営者になるためのノート」です。

「そこそこできる経営者ではなく、社会に大きく貢献し、社会をよくする経営者になっていってほしい」という、ユニクロの経営者である柳井社長の願いが込められていると、冒頭で延べられています。

この本は、表紙のカバーを外すとノートのようになり、名前を書く欄が出てきます。社内で配布する時はシリアルナンバーを振って、社外秘の扱いだったそうです。そんなノウハウの詰まった本を読めるなんて、ユニクロは太っ腹です!

それと、本文の活字が印刷してあるページの縁が広々とした余白、罫線入りのノートになっています。この本は、書かれてある情報をもとに仕事にどう活かすのか、書き込むように出来ています。確かに研修用のテキストという感じを受けました。


この本の中身を自分なりに要約しましたが、それをブログで全て公開するとネタバレになるので、少しだけにします。

このテキストは、経営者に必要な力を4つ挙げて説明しています。1)変革する力、2)儲ける力、3)チームを作る力、4)理想を追求する力、です。

特に「変革する力」と「チームを作る力」は、色々と仕事で試したいと思いました。変革するためには、現在の3倍から5倍という非常識と思えるほどの高い目標を掲げて、既存の延長線の発想ではできないことに自らを追い込み、チーム運営で重要な目標の共有は、しつこく繰り返し伝えてはじめてできるもの、なのだそうです。

。。新たな私の参考図書となりました!

人工知能は人間を超えるか

DSC_0150人工知能(AI:Artificial Intelligence)やディープラーニングについて興味はあってネットで調べて分かっていた気にはなっていたのですが、やっぱり本を読んで体系的に押さえておこうと思い、読んでみました。

ポスト・ヒューマン誕生」や「機械との競争」など、バイブル的な本もありましたが、セミナーで分かりやすく説明していた松尾さんの書籍「人工知能は人間を超えるのか」にしました。

Amazonで購入したら、ネットで見た時と表紙が違っていて、女性の顔が描かれた帯が本に巻かれていました。もし、この状態で画面に表示されていたら買わなかったでしょうね。中身を読んだら女性の絵とは全く関係なかったので、おじさんが使う本屋やネット書店での表紙画像には使わない方が良いと思います(笑)。

この本によると、現在は3回目のAIブームだそうです。AI、つまり人工知能というと、多くの人は人間並みの知能と思ってしまいますが、これまでは人間の一部の知能がコンピュータで実現しているのが現実なので、それを知るとガッカリしてブームが終わっていたと解説しています。

私が興味を持っているのは、技術的特異点で象徴される「コンピュータが人間の知能を超える時」と、それに大きく寄与しそうな「ディープラーニング」、もう一つは人工知能によって「あと10〜20年でなくなる職業」です。

ディープラーニングとは、「多層構造のニューラルネットワークの機械学習の事」とWikipediaに載っている通りなのですが、この本で理解できたような気がします。

コンピュータが人間の知能を超える時は、2045年とか2029年などと言われていますが、はっきりしていません。SFでは、ターミネーターや最近では「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のネタになっていますね。ちなみに、この本ではキッパリとSFのような世界になることは、現時点では全くないと断言しています。まだまだ技術的な目途が立たないのだと思います。

先日、発売したばかりの「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を買って、じっくり観た私からすると。。うーん、少なくとも軍事利用されるとなると非常に脅威ですね。

人工知能によって「あと10〜20年でなくなる職業」は、とても気になっています。自分はもう心身ともにおじさんですから(笑)、今のスタイルで仕事を終えられそうですが、私より若い世代のキャリアチェンジを促したいと考えています。単純な営業やシステムのオペレータは淘汰されそうですので、営業であれば専門知識を持ったコンサルタント、オペレータであればセールスエンジニアや各部門の企画業務、にシフトできるよう今から教育すべきです。

。。シフトチェンジには時間がかかるので早めに取り組むことで、仕事を奪われる側からAIを利用する側になっていきたいですね。

行動経済学

IMG_20150412_195213行動経済学は、実際の人間による実験やその観察を重視し、人間がどのように選択・行動し、その結果どうなるかを究明することを目的とした経済学の一分野。とWikipediaに載っています。

統計学について本などで学んでいくと、この行動経済学という言葉が最後の方に出てきます。それと、池上彰さんの経済番組で、人間は経済学の通りにならないことが多く、そのために行動経済学という新しい学問あるということも知ったので、調べてみることにしました。

3冊ほど本を買って読んでますが(今3冊目)、なかなか興味深いですね。心理学の要素もあるようだし、普段の生活で「あるある」なことが多く事例で載っているので、面白いし公私ともに役立てられそうです。

例えば、寿司屋さんの出前で「特上」「上」「並」があったら、真ん中の「上」を選んでしまう心理は、行動経済学で取り上げる事象の1つです。

お店で見ている9千円の商品が、徒歩10分の別の店なら8千円と分かると、歩いて安いほうを選ぶ人が多いのに、19万9千円の商品が徒歩10分の別の店なら19万8千円と知っても、今いるお店で済ます場合が多いようです。同じ1千円の差なのに、結果が異なるという事象も「あるある」ですね。

人は、平均的な人よりも、目立つ方を選ぶようです。マイナス面がなくても秀でたプラス面を持たないと選挙などでは選ばれず、多少のスキャンダルはあっても実績があったほうが選ばれやすいようです。否定したい場合はマイナス面を重視する一方で、肯定したい場合はプラス面を重視するためのようです。これは、そう言われれば心当たりあるなぁと思いました。

プレゼントは喜ばれますが、値段を言ったとたんに相手が冷めてしまうという事例もありました。それとは逆に、Googleのように社員に無料のランチなど様々な福利厚生を用意していて、企業と従業員の関係の社会的な面を強調することで、友好ムードが盛り上げられると書かれていました。何となく分かりますね。

最後に、カップを手に入れたばかりのグループが手放してもらうお金と、持ってないグループがこれから手に入れるためのお金を比べると、手放すほうが2倍高いのだそうです。車の購入時は、新しい車の値引きよりも、下取り車の査定額に熱心になるのも同じ理由だそうです。無料お試しで、お試し期間を過ぎても手放したくなくなって、ついつい買ってしまうのもこのパターンです。

。。なかなか面白い分野なので、統計学と合わせて楽しめそうです!

ビジネスとしての獺祭

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IT関連のイベントで、私のお気に入りの日本酒「獺祭(だっさい)」を造っている旭酒造の桜井博志社長がスピーチすることを知り、マニュアルによる製造や現在の人気の秘密が仕事に役立ちそうに思いまして、聞いてきました。

そのスピーチのレポートを上長に提出したところ、社内の会議で私から営業と技術のメンバーに披露してもらいたいという話になり、紹介することになりました。

イベントのスピーチだけでは情報不足なので、桜井社長の著書「逆境経営」と、桜井社長と交流の深い勝谷誠彦さんの著書「獺祭」を読んでから、社内に紹介する内容を決めました。

なるほど、日本酒を筆頭にアルコール業界は下降線をたどっていますが、その中で獺祭の旭酒造は急上昇で生産が追い付かないのだから、羨ましいやら呑みたいやら(笑)。

この旭酒造は、かつて売れていた時と同じように、売れなくなってからも、同じ商品を同じ販売店を通じて同じお客様に一生懸命売っていたと反省しています。その逆境から色々な取り組みをして、現在の人気に至るわけですが、とても参考になる点が幾つもありました。

それは、杜氏の勘と経験による酒造りから、マニュアルとデータを使った社員による酒造りに変えた点、酒蔵の中を空調によって冬の状態にして、一年中酒造りできる環境を整えた点、酒米不足を補うために、首相や農林大臣へ規制緩和の陳情と富士通と組んで稲作効率化のためにICT導入を支援している点、日本酒ブランドを高めるために、積極的に海外進出している点、などなど。

これを、山口県の山奥にある従業員30名の酒蔵がやっているのですから驚きです。私は獺祭そのものの味が好きですが、これらの取り組みを知ってますます好きになりました!

。。獺祭オススメです。

サラリーマンの悩みのほとんどには、すでに学問的な「答え」が出ている

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西内啓さんの著書「サラリーマンの悩みのほとんどには、すでに学問的な「答え」が出ている」は、今の私にとって非常に役立ちそうな本です。特に、次の2つについて興味を持ちました。

1つ目は、「なぜがんばりは報われないのか?」というものです。この本では、「収穫逓減の法則」と「内生的経済成長理論」を使って説明しています。

収穫逓減の法則、これは頑張れば頑張るほど生産性が低下するというものです。本文では、「同じやり方の中で人だけ増えても、1人あたりの平均的な生産性は下がる」「あなたや同僚、あるいはライバル会社の社員が長時間がんばって働けば働くほど、1人が1時間あたりに働くことで得られる価値の平均値は下がってしまう」と表現されています。

この悩みに対する答えとしては、十分な「知識」「知恵」「アイデア」から化学反応を起こすこととしています。これは、最新の経済成長理論である、内生的経済成長理論のコアの考えのようであり、産業革命やIT革命などのイノベーションを引き合いに出して説明するモデルのようです。会社で取り組むとしたら、従来事業を拡大するのではなく、自社の強みを使った新規事業を始めること、と言えます。

もう1つは、「成功する人間としない人間を分けるもの」というものです。これには、心理学者の研究に基づく仕事に対する3つの見方「義務」「出世の道具」「天職」とMPSプロセス、それと「行動活性化療法」と「フロー」という考え方、で説明されています。

仕事に対する3つの見方として、仕事を「義務」と感じている人は、生活のための報酬を得るために嫌々働いている。仕事を「出世のための道具」と感じている人は、より多くのお金や出世や名声を獲るために働いている。仕事を「天職」と感じている人は、その仕事を自分の情熱に従って意欲的に「したいから」働いている。最も成功するのは、天職と感じている人だそうです。

マジメに頑張って仕事をしているのに成功しないのは、自分の仕事を天職に出来ていないのが理由と解説しています。成功者のほとんどは、自分たちの仕事をより大きな背景の中で眺め、その仕事に対して積極的に意義と喜びを持ち込んでいるのだそうです。

また、深い楽しみを感じる時に、大きなエネルギーの流れで何の力もいらずに流されていく感覚を、「フローに入る」または「ゾーンに入る」と言うそうです。その状態になると、全てが把握できてコントロールできて、時を忘れるほどに夢中になるため、普段より遥かに高いパフォーマンスが発揮できるのだそうです。この本によるとフローに入るには、目の前の仕事の過程自体を目標として楽しむことが重要とされています。

。。西内さんの本は、分かりやすく解説しているので好きですね。

人種差別撤廃の功績

152ba6fb.jpg8月は、戦争に関するニュースが数多く取り上げられます。私も、この時期は関連書籍などを読んで、考えることにしています。今回は、ヘンリー?S?ストークスの「なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか」を読みました。

ニュースでは、ほとんど取り上げられることの無い話題の1つに、人種差別撤廃の功績があります。大東亜戦争(太平洋戦争)開始直前、「アジアは、シャム王国(現タイ王国)と、ネパールと、日本を除いて、全てヨーロッパと、アメリカの植民地だった。中国は、半植民地状態にあった。」とあります。

「世界的に著名な歴史家のアーノルド?トインビーは、1956(昭和31)年にイギリスの高級新聞「オブザーバー」紙(10月28日)に、次のように寄稿している。『日本は第二次大戦において、自国ではなく、大東亜共栄圏の他の国々に思いがけない恵みをもたらした。それまでアジア?アフリカを200年の長きにわたって支配してきた西洋人は、無敵で、あたかも神のような存在だと信じられてきたが、日本人は実際にはそうではなかったことを、人類の面前で証明してしまった。これは、まさに歴史的な偉業であった』『日本は白人のアジア侵略を止めるどころか、帝国主義、植民地主義、人種差別に終止符を打つことをなしとげた』」と述べています。

日本は、戦争や国際会議を通じて人種差別撤廃を主張して、それを知ったアジアやアフリカの植民地の住民が、解放運動を起こして独立。その後しばらくしてから、アメリカでも1960年代にマーチン?ルーサー?キング師に率いられて、黒人が差別撤廃を求めて公民権運動が繰り広げられ、白人と対等な権利を獲得しました。

こういった歴史は、一部の書籍でしか知ることが出来ないのが、今の日本です。学校でも、一部の歴史教科書にしか近代史を客観的に取り上げていません。新聞やテレビでは、戦争は過ちで悲惨としか伝えません。なぜ戦争をすることになったのか、今の価値観ではなく当時の世界情勢を知ってから、そのことについて考えることが必要だと思います。

永遠の0

0c828845.jpg百田尚樹さんの「永遠の0(ゼロ)」、映画公開直前に読み終えました。

この本は、私の好きな坂井三郎さんの「大空のサムライ」を参考文献に挙げているだけあって、余計な思想を押し付けることなく、出来るだけ史実に沿った描写が気に入りました。

現代の青年が、特攻隊で亡くなった祖父のことを調べる展開は、現代と当時のそれぞれの環境による行動の違いを対比させていて、フィクションではあるものの興味深く読めました。

。。映画も観ようかな。

安堂ロイド

7a23a2a1.jpg先日最終回だった、TBSドラマ「安堂ロイド」は、面白くて毎週観ました。

面白すぎて単行本まで買って読みました。三巻はこれから販売なので、楽しみです。

誰も戦争を教えてくれなかった

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古川憲寿さんの「誰も戦争を教えてくれなかった」。

誰も戦争を教えてくれなかったから、作者は世界の戦争博物館と平和博物館に行った。そこで感じたことが書かれており、巻末には「戦争博物館ミシュラン」で採点するほどの徹底ぶり。

28歳の社会学者が書く「戦争論」は、戦争博物館を楽しみながら、戦争に対する各国のスタンスを知るという新しい取り組み。おじさんが読むと、不真面目 極まりない内容に怒ったりガッカリしたり。。作者に同意はしないけど、各国の戦争博物館のことを一気に知ることのできる本です。

。。心の広い人にオススメです。

秘密ノート

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第二次安倍内閣参与の飯島勲氏の「秘密ノート」を読みました。

北朝鮮への訪問で話題になった飯島氏、以前から興味を持っていたので、予約して購入しました。読みやすい本です、読者層を広げたいのかもしれませんね。。

首相官邸の危機管理やスキャンダル対策など、興味深い内容が多く、しかも一般企業でも参考になることばかりです。

メディアに取り上げてもらいやすい記者会見の発表の時間帯や、不祥事の会見をする際にメディアの影響を最小限にする方法などが紹介されています。対策をとっていない事例もあり、なるほどと思いました。

橋本(大阪市長)対策の記者が多いのが残念で、その分を官邸に関する記事に割いてもらいたかったです。。

。。もっと読みたいので、続編を出してくれないかなぁ。
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