
私は、小説、TVドラマ、音楽、映画、これら余暇で楽しむものはポジティブで元気になるものが好きです。人間ドラマで泥沼な描写は、わざわざ見たくないのです。
この本は、日本の現在と将来を風刺した小説でありフィクションとなっていますが、登場人物を実在する国や組織に置き換えると、現在の描写部分は現実そのものです。
私が普段から感じる不安や不満が、見事に凝縮して描かれているため、ポジティブにも元気にもならない内容にもかかわらず、不思議と2度読み3度読みしたくなりますね。
。。いま2度読み中で、登場人物(カエル)と実在する国や組織の対応リストを作って、頭のなかを整理しているところです。